-現在山手線で運行されている車両と、これまで山手線で活躍して来た車両を紹介します。-
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現在運行中の車両
E235系

2015年3月に山手線の新型車両として落成。
「お客さま、社会とコミュニケーションする車両」をコンセプトに、デザインはフェラーリや秋田新幹線E6系や北陸新幹線E7/W7系を手掛けた奥山清行氏が担当。
車内はデジタルサイネージを多く搭載して映像による広告展開がなされている。
お客様へのサービスの向上や環境に配慮した装置を搭載し、2015年11月30日に営業運転を開始したが、運転開始直後から続々と運行に関わるトラブルが発生し、翌12月1日は故障の原因究明のため再度運用を離脱し、試運転の末に2016年3月7日に営業運転再開。
2017年5月より量産車が営業運転を開始。2017年6月には11両編成全てE235系で構成されたトウ04・トウ05編成が営業運転を開始した。

懐かしの車両
デハ6285形(1911~1925)

16m級木造車両。
車両の両側に運転台を設置した両運転台方式でトロリーポールが採用されています。
1911年から1914年にかけて製造され、1925年の昇圧まで使用された。営業運転終了後は目黒蒲田電鉄(現在の東急目黒線と多摩川線)に譲渡され、その後も各地を転々としました。
1972年3月に日立電鉄で廃車になった1両は国鉄に引き取られ、日本の鉄道開業100周年の記念事業の一環で同年10月14日に鉄道記念物に指定され、東京総合車両センターで保存されました。
現在は埼玉県さいたま市の鉄道博物館で1両が展示されている(写真左)。2017年には国の重要文化財に指定されました。
30・31系(1926~1931)
国鉄初の半鋼製車体の電車です。窓の配置など外観のデザインは木造車のものを引き継いでおり、戦後は事業用車などに転用されています。31系は旅客用は1996年まで鶴見線で活躍していました。
現在も31系の1両が東京総合車両センターで保存されています。
(※)写真は2014年の東京総合車両センター一般公開時に体験乗車電車の車内から撮影したものです。
101系(1961~1968)

山手線での運行は比較的短期間でした。
初代新性能電車として、輸送力増強に期待がかけられましたが、駅間距離が短い山手線には不向きであることが分かり、103系電車営業運転開始後に中央・総武線などに転属しました。
改造や車籍継承車は現存しないが、足回りが流用されて事業用車クモヤ145に改造された車両は現在もJR西日本の吹田・森ノ宮・下関・福知山に配置されています。
(※)写真は埼玉県さいたま市の鉄道博物館に展示されている中央線101系です。
103系(1963~1988)
登場時は前述の101系に似たデザインで運転台が低い仕様でした。
山手線にATCが導入された際に現在の高運転台に改造され、冷房化や保安装置ATCなど大きな技術革新がありました。山手線のほかに、JR東日本では京浜東北線・常磐快速線・埼京線・中央線など多数の路線で活躍しました。2010年までにJR東日本管内からは全車両が引退したものの、現在もJR西日本では山手線で運行された車両を含めて多数の路線で活躍中です。また2016年春に開館した京都鉄道博物館に展示されるクハ103-1もかつては山手線を走行した経歴を持っています。
また、現在の山手線の塗装である黄緑色はこの103系から始まりました。
(※)写真は京都鉄道博物館に展示されているクハ103-1です。
205系(1985~2005)

1985年に営業運転を開始した車両。1990年に6ドア車を連結し11両編成の運転を開始。
保安装置ATCの更新に伴って2005年4月に山手線からは撤退。
山手線を去った車両は現在も他のJR東日本の路線で活躍している車両もありますが、その車両も新型車両の置き換えによって急速に数を減らしております。
※写真はかつては山手線の線路を走り、引退後は埼京線で運行されE233系7000番台の保安装置"ATACS"設置工事のための予備車として2016年10月まで残った205系です。
E231系500番台(2002〜2020)

2002年4月に営業運転を開始。
保安装置ATCの老朽化に伴って車両側の更新が必要となり、205系電車の置換時期には達していなかったが、山手線は”東京の顔”であり日本を代表する通勤電車であることから、これまでのE231系のデザインを一新して登場した。
行き先表示は駅名を表示して案内サービスの向上を図り、車内はドア上に液晶ディスプレイをE231系系列に初めて搭載して様々な情報を表示することが出来る。
2014年8月にトウ520編成が10号車のサハE231-4620をE235系電車に改造するため運用を離脱し、残った10両編成は中央・総武線で活躍中。
また、2017年6月までに5本が運用を離脱してサハE231-4600はE235系に改造され、残った10両編成は三鷹車両センターに転属。なお2017年1月に運用を離脱したトウ503編成からは三鷹車両センターへ転属の際にVVVFインバータ装置の更新も行っています。
2020年1月に全編成が中央・総武線に転属。

